2020年11月5日木曜日

日本人にとっての「英語リスニング・スピーキング」アップ 3つのコツ

 日本人にとっての「英語リスニング・スピーキング」アップ 3つのコツ

  ~日本語(母語)と英語の「違い」を理解して、実践すれば、効果抜群~    脇田正利


(1) アタマから英語の語順で聞き取り、理解する。  ・・・英語思考への切り替え

・英語では「結論が先に」が原則である。    ・・・日本語と逆の言語構造 

大切なことを先に言うことで、話のスピード感と説得力が増す。


・英文の6つの語順(枠組み)を先に記憶しておけば、英語を聞いていても、

次の内容が予測でき、相手の英語へゆとり(余裕)をもって対応できる。


主語      ・・・誰が・何が

動詞(述語) ・・・どうする(現在・過去・未来・進行形・完了形)

目的語     ・・・誰に・何を(「ひと・もの」の順)

どのようにして ・・・状態・状況

どこで ・・・場所(at on in) 狭い場所から広い場所の順に。

いつ  ・・・とき(at on  in)時間⇒日・曜日⇒年・季節の順に。



(2) 動詞が決まれば、「英文のカタチ」が決まる。    

・3つの動詞と英文のカタチで、どんなことでも英語で話せる?!

・「動詞」に集中して聞き取れば、リスニングは必ず上達する。

Sound型  A はBのようだ。

   The teacher sounds angry. 先生は、怒っているようだ。

(類似の動詞)  be  appear  look  seem  taste  feel  remain  stay  become


Give型  AにBをあげる。   (ヒト・モノ動詞:授与動詞)

   I give you a nice present. 私は、あなたに素敵なプレゼントをあげる。

 (類似の動詞)   bring  hand  lend  offer  pass  pay  send  show  teach


Find型  誰だれは、Aが Bだとわかる。

   I find the office wide.   私は、その事務所が 広いとわかる。

 (類似の動詞)   believe  consider  feel  set  make  turn  keep  leave  call

    ⇒出典 ・・・「英語はインド式で学べ!」(ダイヤモンド社 安田 正著 1500円)


(3) 英単語をバラバラでなく、センス・グループ(意味のカタマリ chunk)で聞く。

  ・英語を話したり、音読するときにも、「意味のカタマリ」で意識して息継ぎをする。

   そうすれば、聞き手にとっても、すごく聞き取りやすくなる


・英語でしゃべり始める時には、必ず「動詞まで」言い切る習慣をつける。

   主語で話を切ってしまうと、聞き手はイライラする。いかにも自信なさげに聞こえる。


  ・語尾を、ハッキリと、大きな声で話すと聞き取りやすい。


  ・「相づち」で会話は成立。「ジェスチャー・アイコンタクト」を増やせば会話は弾む。


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